天国マッチ

ドン・キホーテ、サンチョパンサ、ロシナンテ、アンドレ 舞台などの感想ブログです アイコンhttps://icooon-mono.com/about-icoon-mono/

イッツ・オンリー・ラブ

イッツ・オンリー・ラブ

 

「今一度、日本中のエネルギーと一緒に、

 私たちの願い、

 生き残った全ての生物の命、

 あなたに預けるわ」

 

預けんなや。

 

 次の更新こそしゃばけ・シャイニングモンスターか舞台モーレツア太郎か、サンサーラ式葬送入門か、舞台の観劇のブログにしようかと、

ほかの候補にも、アイドルステージ・プライムーンか黒執事か、パタリロ・霧のロンドンエアポートか、知恵と希望と極悪キノコか、Dreamingか、とにかく年明けから見た舞台の観劇記事にしようと考えていたのですが、

 予定が変わりまして、今回の観劇は「新劇場版エヴァンゲリオン・序」です。

 

 あくまでこの『天国マッチ』は舞台の観劇が主とするつもりではあるのですが、ブログって、もっと気軽でいいのでは?

 観劇とは、エンターテイメントを享受し、観ること、その結果、心を動かされること、その全てを、観劇と呼んでいいのでは?

 という風に最近、心変わりをしたので、そんな感じに、このブログを進めていきたいと思います。以後、よしなに、よろしくお願いしたします。

 

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【以後、新劇場版エヴァンゲリオン・序(以下、「序」、と称します)の感想です。

 内容は序の感想ですが、必然的に映画最新作のことにも触れるので、ネタバレにご注意ください。】

 

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 記事の冒頭は序の終盤、ヤシマ作戦においてミサトさんがシンジ君にかける言葉です。

 今朝、映画最新作の2回目を見るために、序破Qを見返すために、序を映画館で見たとき以来、久しぶりに見ました。

 そして、前述のミサトさんのセリフを見て思いました。

 預けんなや、と。

 

 

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 序の感想の前に、そもそも、わたしとエヴァンゲリオンの関りから話しておくべきなのでしょう。

 私とエヴァンゲリオンの出会いは、兄の紹介でした。

 兄がそもそもエヴァンゲリオンと出会ったのは、高校の部活が英語部で、そこで英語版のエヴァンゲリオンを見て、ハマった、という経緯でした。

 妹の私にも勧め、今は亡き古きビデオ屋でテレビ版シリーズと劇場版を借りて、兄と妹で見た、そんな感じです。

 その後、兄は就職を契機に家を出て、エヴァとの関りも薄くなったかのように思えたのですが、新劇場版が始まり、再び兄に誘われ、共に序破Qを映画館で見て、

 本当は、映画最新作も兄と見たかったのですが、スケジュールが合わず、これは完全に余談なのですが、今一番好きな俳優さんの今年の誕生日に、出演している舞台があって、それのソワレ公演の直前に、朝一の回を、一人で見に行った、

 そんな感じです。

 ちなみに、映画最新作の感想もいづれ記事としてここで書いて載せたいと思うのですが、まだ、映画館で上映している間は記事を載せないと決めているので、もうしばらく後になりそうです。

 映画最新作の感想としては、ネタバレに最大限に考慮し、かつ、最大限のネタバレをしてしまうと、

 

 すっげーーーーーーーーーーーー面白かったです。

 

 大丈夫なの?と無駄に心配したくなるぐらい、めちゃくちゃ分かりやすい話だった。

 私はあの映画最新作を、結末を含め、全て肯定し、以後の人生を歩んでいきたいと思いました。

 また、映画最新作の感想記事は、改めて、いずれ書きたいと思っているので、その時はよろしくお願いします。

 

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 エヴァシリーズの私の個人的な総括としては

 

「ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと聖書の話してるわ」です。

 

 聖書の知識は学生時代に授業で習ったふんわり知識で、そのふんわり知識でエヴァを解釈しようとしています。

 

 ところで、みなさんは、どのエヴァンゲリオンが好きですか?

 

 この質問、最近、「大きくなったら何になりたい?」と聞いたら元気よく「エヴァンゲリオン!」と答える5歳のとっても美人な女の子に出会ったので、聞きました。

 わたしはどれも好きですが、やっぱり、エヴァンゲリオン初号機だな、と、序を見て改めて思いました。

 ちなみに前述の彼女は「白いの」と答えてくれました。通だな。

 

 

 そして、エヴァンゲリオンのヒロインだと、誰が一番好きですか?

 

 「シンジ君」と答えた貴方とは、いい酒が飲めそうです。

 「冬月先生」と答えたなら、ちょっといいワインを用意するので、詳しく話を聞かせていただいてもよろしいでしょうか?

 話は詳しく聞きたいのですが、話の展開によっては、飲み終えたワインの瓶が鈍器に変わるかもしれません。いやそもそもさ、冬月先生がゲンドウのことをネルフ作ってる前に殴ってでも止めてればさあ、もう少し悲しむ人間は減ったと思うんですよね。

 「綾波レイ」と答えたあなた、正解。大正解。わたしとは解釈違いですが、きっとあなたはとても素直で善人だと思います。天国に行けそう。私も、綾波レイは可愛くて大好きです。ヒロインとは思わないだけで。

「アスカ」と答えたあなた、映画最新作見た? ネタバレだけど、映画見てないなら早く見た方がいいよ。アスカのこと好きなあなたにこそ、ショックを受けることも多いかもしれないけど、ぜひ見てほしい。私から言えるのはそれだけです。

ミサトさん」と答えたあなた、わかる。すごく分かる。ミサトさんは良い。とてもいい。映画最新作見てないなら早く見に行こう。レイと同じで、私の解釈ではヒロインではないのですが、大好きです。ミサトさん。シンジ君と一位二位で迷うくらい、好きなキャラクターです。

「マリ」と答えたあなた、映画最新作の感想記事を書いたら、あなたにとても読んでもらいたい。お願いします。

「リツコさん」「委員長」「サクラちゃん」ときりがないので最後にしますが、

 

碇ゲンドウ」ともし答えた人がいたら、決闘を申し込みますね。

 いや、めちゃくちゃあなたと話したいけど。話しを聞かせてもらう前に、まず決闘かな、と思います。

 

「ずっと聖書の話をしてるな」に続いてエヴァシリーズの全体的な感想の一つに、

碇ゲンドウは本当にダメな親父だな」というのがあります。

 パロディキャラの『銀魂』のマダオは、「まるでダメなお父さん」、の略だったと思うのですが、比べ物にならないくらい「まるでダメなお父さん」というのが、私が碇ゲンドウに対する印象です。

 

 ずーっと序の感想を話しているつもりではあるんですが、ゲンドウがいかにマダオかという感想を書いていると、いつまで経っても終わらないので、また別の機会にしますね。

 

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 「今一度、日本中のエネルギーと一緒に、

 私たちの願い、

 生き残った全ての生物の命、

 あなたに預けるわ」

 

 前置きが長くなったのでもう一度載せました。

 序の終盤のミサトさんのセリフです。

 

 で、繰り返しで恐縮ですが、預けるなよ、というのが久しぶりに見た私の正直な感想です。

 

 序の記憶が大分あいまいだったので、見返してびっくりしたのですが、

 シンジ君ってなんてたくましく、優しい、立派な男の子なんでしょうか。そしてゲンドウはつくづくクソだな。

 序の開始、十五分でシンジ君が初号機に乗る、その展開のスピーディさに、痺れました。同時に、

 

「子供にしか乗れない、という不安定で不完全な兵器で、子供を戦わせるな、大人」とキレました。

 

 ネルフの職員の大人たちは、あのシンジ君が初めて戦ったあとに、全員、伏して詫びろや、と思いました。

 ミサトさん以外。ミサトさんはちゃんと、シンジ君に悪いなって思ってそうだったので。

 

 ヤシマ作戦が開始し、「まあ大人も頑張ってるよね…」と思い返し、ミサトさんがシンジ君を連れて地下まで続くエレベーターに乗り、そこで第二の使徒リリスを見せられ、ミサトさんから説明というか、「大人も死ぬ気で頑張ってるからお前も死ぬ気でエヴァに乗れ」という、説明という名の説得というか、説教というか、まあそんな会話をミサトさんとシンジ君と交わすシーンで、「大人も必死なんだよな…」の思いは強くなりました。

 

 それにしても、シンジ君になんでも負わせ過ぎですけどね。

 

 14歳の男の子にですよ。

 父親に捨てられ、郵送物の表に「来い」とだけ油性マジックで書き殴られたメッセージだけで、政府の知らん巨大組織に一人で呼ばれ、3年ぶりに父親に会いに来た、男の子に、ですよ。

 喧嘩なんてしたこともないだろう、14歳のひょろい子どもにですよ。

 人類を背負って戦え。お前が戦わなければ、人類が死ぬ、ですよ。

 ひどくない?

 シンプルにひどくない?

 

 冒頭のセリフ、納得いただけないでしょうか、私の思い。

 預けんなや、ですよ。何度でも言ってやりますが。

 なんでもかんでもシンジ君に預けんなや、大人。

 やっぱりゲンドウはクソだな。口が悪くなって申し訳ないです。

 

 ヤシマ作戦実行のシーン、とても面白いですよね。

 日本中のエネルギーを集め、エヴァの兵器にする。発想がドラゴンボール元気玉と一緒で、ワクワクしますよね!

 本部地下のリリスのシーン、ミサトさんの説教シーンで、一瞬映る、日本中の工事現場で働く人々の場面、とても良かった。あと、説教シーンの、最後、ミサトさんとシンジくんがつないだ手をお互いに握りしめる画、序で一番ぐっと来て、泣きそうになりました。

 シンジ君がレイとともにプラグスーツを装着する場面、

 超有名な綾波レイのセリフ、「あなたは死なないわ、私が守るもの」を久しぶりに見て、感慨深かったです。こう書くと、語弊があるかもしれませんが、流石、エヴァンゲリオンの稼ぎ頭、と感服せざるを得ない、名台詞。

 それを受けてのシンジ君のセリフ、「僕なんか守る価値がないのに…」みたいなことを言ったときは、序の劇中のミサトさんばりに、「このバカ」と言いました。

 でも、子供にこんなこと言わせちゃいけんよ。やっぱりゲンドウはク(自主規制)。

 エヴァを語るときの口癖になってしまってるので、以下、やゲクとしますね。ご了承ください。こんなことをわざわざ書かなければならないのも全てはやゲク。

 

 やゲク。あいつ、ゲンドウ、序の最初の方、「予備のパイロットが使えないからお前が乗れ」と包帯ぐるぐる巻でベッド台で担ぎ込まれた綾波レイに声をかけて、レイがぼろぼろの身体を無理に起こして、倒れこみ、いきなり自分を呼びつけた親父に「エヴァに乗れ、でなければ帰れ」と無茶を言われ、混乱するも、知らん可愛い女の子が倒れるのを見ていられずに駆け寄るシンジ君を見たときに、

 

 あいつ、ニヤァっていやな笑い方で笑っていやがりましたからね!

 

 マジやゲク。

 

 そしてシンジ君は、初めから、終わりまで、とても優しくて、強い男の子だった。

 

「シンジはうじうじしすぎ」

「メンタル弱すぎ」

 

 などと抜かす輩は、想像力を働かせて、シンジ君と同じ状況になったら、と考えていてほしい。

 うじうじも愚痴もしますよそりゃあ。

 でもシンジ君は、逃げなかった。

 

 「逃げちゃだめだ」

 

 それはエヴァをパロディするときにもっとも有名なセリフであり、なんなら、インターネットスラングとしてちょっと馬鹿にされているのかもしれません。

でも、この言葉を吐く、自分に繰り返し言い聞かせるシンジ君は、なんと過酷な生を生きていることでしょうか。

「それぐらい、大人だって、自分だって必死に生きてるわ」

という方もいるでしょう。それは否定しません。

でもそうそう、人類と、地球の生物、全ての命を背負わされてはいないと思うんですよね。 

しかも、ほぼ、強制的に。

でも、「自分の意志で選んだんだ」と、そう、言わされて。

エヴァンゲリオンに乗るのは自分の意志だと。

 

逃げちゃだめだ、と自分に言い聞かせるのも、一番初めに、ミサトさんから、逃げちゃだめよ、と言われたからであって。

 

 信頼できるかも、と思える大人の言葉だから、心に響いた言葉だから、それを拠り所にして、頑張って必死こいて、痛い思いをして使徒を倒しても、暴走してるとか言われて、「作戦聞け」と怒られるし。

 

使徒倒したね!よくやった!今夜はシンジ君ご飯作るのはなしで、ピザとろ!ネルフの皆で、シンジ君が使徒を倒したお祝いの打ち上げだ!お説教はパーティの後でね!あ、碇司令、パーティのお会計、お願いしまーす!」

 

 みたいなノリだったら、シンジくんもミサトさんちを家出しなかったと思うんですよ。

 

 まあね、ミサトさんとか、ネルフ職員、シンジ君が使徒をナイフでドーン!したあと、事後処理とか、大変だったんだろうけど…。

 

 つくづく、過酷だと思います。シンジ君の状況。ピザーラお届けしてあげたい。

 

 

 とはいえ。

 

 エヴァンゲリオンって、おそらく、

 

「子供が、大人になるまでの物語」

 

 であると思うので、

 シンジ君をはじめ、レイ、アスカ、カヲルくん、マリたち、子供らに与えられた、過酷な状況も、全ては、大人になるための試練、という解釈と理解は出来ます。

 

 でも同時に、全部がゲンドウのエゴイスティックな願い故に起こされた事象、というのが、腹立つところではあるんですが。マジやゲク。

 

 ヤシマ作戦で、一発目の狙撃をシンジ君がミスったあと、二回目ってなった時に、

 

 マヤさんの、

 

「再入力完了!

 以降の誤差修正は、パイロットの手動操作に任せます!」

 

とかっこよく言い放った時は、おいおい、とつっ込まざるを得ませんでした。

任せんな。

リツコさん、「計算はこっちでするから、シンジ君はポイントに狙って撃てばいいから」的なこと言ってたのに、話が違うじゃねえか。

 

 そこでキレなかったシンジ君は本当に偉いし、ちゃんと使徒を倒したシンジ君は本当にかっこいいと思います。

 そこまでやったから、「笑えばいいと思うよ」とレイに言える。

 逆に言うと、それぐらいのことしないと、人類を救うぐらいのことをしないと、あの「笑えばいいと思うよ」は言ってはいけないと思います。

 このセリフも一時期、「逃げちゃだめだ」と同じようにネットのおもちゃにされてるのを見ましたが、シンジ君じゃない男が言ったところで、クソ滑ってるからな!と言いたい。

 

 新劇場版エヴァンゲリオン・序、面白かったです。

 

 

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 このブログを始めるきっかけでもある、友人のヨエさんに拙ブログを紹介していただきました。ありがとうございます。

 私とはまた違う形で、彼女の推しへの愛を綴った情熱的で刺激的で、素敵なブログです。おすすめです。

 

ラッキープラネット (hatenablog.com)

 

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では、次はなにかわかりませんが、また、よろしくお願いします。

 今回の記事タイトルは、序のエンディングで流れる宇多田ヒカルさんの歌からでした。ありがとうございました。

 

 

 

ミュウになりたい

ミュウになりたい。

今日は『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』のお話です。

 

最近、生活雑貨のポケモンコラボ、流行しているようですね。

いろんなものがポケモン商品化しているのを、街中やあちらこちらで見かけます。

 

先日、薬局で、リップクリームとポケモンのコラボ商品を見つけました。

確か、イーブイと、ピカチュウと、ミュウ。

 

どれもとてもかわいかったのですが、私が手に取ったのは、ミュウのリップクリームでした。

 

誤解しないでいただきたいのですが、決してミュウが嫌いとかそんな話ではありません。

というか、ミュウに対して特に何の思い入れがない、といった方が正しいかもしれません。

 

ピカチュウは好きです。

ポケットピカチュウも小学生の頃に携帯していましたし、私が現時点で唯一クリアしたポケモンシリーズはピカチュウバージョンなので、いまだにピカチュウを見かけると「よう、相棒」と心の中で呼びかけてしまいます。

イーブイも可愛いですよね。モコモコでかわいい。

 

でも、選んだのはミュウでした。

自分でも、「ミュウなの!?」と驚きましたが、同時に強烈に思いました。

 

ミュウになりたい、と。

 

 

ここから『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』の感想となります。

だいたいのオタクはなんらかの形でこの作品に触れてきていると思うのでざっくりとしたあらすじで失礼しますが、悲しい出生の秘密を抱えたポケモンミュウツーが、己を作ったものや世界に対して逆襲をする、といったお話です。

そこに登場するのが、ミュウ。幻のポケモンです。

 

ミュウツーは、ミュウをベースに作られた人工ポケモンです。

今検索したら、ミュウツーはミュウのまつ毛から取り出した遺伝子が基になっているそうです。へー。まつ毛て。

 

それで、大きい主語で申し訳ないんですけど、『ミュウツーの逆襲』を見たオタク、大体ミュウよりミュウツー派にだと思うんですよね。

劇場公開は1998年、当時小学生だった私も、「ミュウツーかわいそう」「がんばれミュウツー」「なんだミュウって」とミュウツーを応援する側になりました。

ちなみに、映画をみた後、ピカチュウバージョンをプレイしたのですが、ミュウツーもミュウもゲットできませんでした。

 

あれから20年経ったいま、ミュウのリップクリームを手にしながら、来し方行く末に想いを馳せます。20年の間に、ポケモンもシリーズを重ね、ミュウツーの逆襲は近年リメイクもしましたね。探偵ピカチュウの映画もありました。そこでまた美味しい役のミュウツー。個人的な思い出としては、ミュウツーの逆襲のコラボ謎解きイベントにも参加しました。

やはり、ミュウツーはオタクに大人気なのだと、思わざるを得ません。

そもそも、自己の存在意義に悩み、苦しみ、世界を呪い、それでももがいて、世界に戦いを挑む、そんなキャラクターであるミュウツーを、愛さないオタクがいるでしょうか?

 

引き換え、「幻のポケモン」であるミュウ。ミュウツーに比べたら、こう言ってはなんですが、なんの苦労もしてなさそうなミュウ。

ただひたすら「可愛い」に特化しているミュウ。

ただあるがままにそこにいる。

人工のミュウツーに対し、「本物」であるミュウ。

 

わたしは思います。ミュウになりたい。

決してミュウツーのことを馬鹿にしているわけではない。

自分がミュウになれるとも思わない。

 

ですが、今の私は、ミュウに憧れます。

本物であり、幻であり、誰もが知りながらも、その存在を捕まえることは出来ない。

ひたすら、かわいい。かわいいしかない。エスパーポケモンなのでなんらかの超能力は使えるらしいが、そんなことは大きな問題ではない。かわいいが最大の能力。ピカチュウイーブイと並んでリップクリームのコラボ商品になるぐらいに、キャッチ―でキュート。

そんなミュウみたいになりたいと、思うのです。

 

以上が「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」の感想になります。

最後にお話しすると、私が一番好きなポケモンは、フシギダネです。二番目に好きなポケモンは、モクロ―です。くさポケモンが、好きです。かわいいので。

 

次こそは、舞台の観劇感想をつづれたいな、と思います。

モーレツア太郎か、サンサーラ式葬送入門か、しゃばけ・シャイニングモンスターか、迷いますが、良かったら、また読んでもらえたら嬉しいです。

 

 

参考

『「ミュウ」と「ミュウツー」の違いは?』

https://lowch.com/archives/11757#:~:text=%E3%80%8C%20%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%82%A6%20%E3%80%8D%20%E3%80%81%20%E3%80%8C%20%E3%83%9F%E3%83%A5%E3%82%A6%E3%83%84%E3%83%BC%20%E3%80%8D%20%E3%81%AF%E3%80%81%E3%81%84%E3%81%9A%E3%82%8C%E3%82%82%E3%80%8C,%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%20%E3%80%8D%20%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA%20%E3%81%AB%E7%99%BB%E5%A0%B4%E3%81%99%E3%82%8B%20%E6%9E%B6%E7%A9%BA%20%E3%81%AE%20%E7%94%9F%E7%89%A9%20%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

はじめてのパチンコ

この観劇ブログの記念すべき一発目は、パチンコ体験記です。
でもこれも一つの観劇です。
なぜならわたしが、やったのは、エヴァンゲリオンのパチンコだからです。

昔から、「お前は絶対パチンコをやるな」と親からも友達にも言われてきました。
「絶対ハマるから」と。
止められればやりたくなるもの、ずっとやってみたかった。

そして今日、パソコンを買いに行く道の途中に、大きな大きなパチンコ屋さんがありまして。
入り口には大きなエヴァンゲリオン初号機がありました。

いまだ、と思ったのです。
わたしの人生において、生まれてはじめてのパチンコをするのは、今日この日を置いて他に無いと。

帰って家族に夕飯のミートソーススパゲッティを作らねばならないし、パソコンもこれから買わねばならないので、時間はありません。
わたしは入店して、全く何もわからないので、店員さんに「エヴァのパチンコ台をやりたいのだけれど、 どうやったらいいのですか」と素人丸出しで聞きました
目星はつけていたのです
たくさんエヴァの台があって、赤い機体のもありましたが、やるならやっぱり碇シンジくんの乗る紫のエヴァンゲリオン初号機の台でしょう。
わたしが目をつけた台は、パチンコの中に初号機が閉じ込められ腕を伸ばしてました。どういう仕組みなんだ。
店員さんから説明を受け、言われるがままに、五千円を投入、打ち方を教えてもらいました。
1回目、不発、ただただ吸い込まれる球を眺め「これは何が楽しいのだ…?」という、非常にベタな感想ではじめてのパチンコは終わりました。
一回、五百円。
「五千円を入れたのだから五千円分やった方が様式としては美しいのでは?」と囁く声が頭の中から聞こえました。
たぶん、悪魔の声だと思います。
それは非常に甘美な誘いでしたが、とりあえず、2回目を打ちました。今度は店員さんは居らず、完全なソロプレイです。
ビービー鳴る機体。ビビりました。店員さんが飛んできて、左打ちを固定してください、と教えてくれました。
親切な店員さんだなあと感心しつつ、右手をレバーに固定し、再びソロプレイに戻ります。
玉が吸い込まれ、エヴァの見覚えのある映像が流れ、懐かしくなりました。
ミサトさんが出てきました。
ですが揃いません。
球は少なくなっていきます。
わたしは手帳を取り出し、そこの最後のページに書き付けてある、キリスト教の「主の祈り」を読みました。

「天にまします父なる神よ
願わくば みなをあがめさせたまえ」

これは単に心を落ち着けるためのルーティンに過ぎないので、ひたすら無心で続けました。

「みくにをきたらせたまえ
みこころの天になるごとく 地にもなさせたまえ」

冬月先生がドアップで画面に出てきました。
急に様子が変わりました。
アニメの映像が始まりました。

「われらをこころみにあわせず 悪より救い出したまえ」

ミサトさんが指令を出しています。
パチンコの台に閉じ込められていた初号機が、動き出しました。

やべえ。

正直そう、思いました。

なにかが起ころうとしているのだけはわかりました。

帰りたい。そう思いながら、なにもわからぬまま、レバーの手は固定し、なすすべもなく画面を見つめます。

「われらが罪を赦すごとく われらの罪を赦したまえ」

エヴァが、画面の中で戦っています。
左下に小さく三つの数字が並んでて、1と1が並んでました。まんなかに1が揃ったら当たりなのだろう、と推測しました。
活動限界、のテロップが画面に流れます。
初号機はパチンコ台の中で蠢き続けています。煙も吹いていたかもしれません。

「国と力と栄えとは 永遠になんじのものなれはばなり」

揃うのか。揃わないのか。揃ったらどうなるのか。初号機が暴走してしまうのか。使徒を食べるのか。
期待と恐れとで震えながら、わたしは呟きました。

「アーメン」

アーメン、というのは、キリスト教でお祈りの最後の文句でつきものですが、「本当にそうです」といった意味だそうです。
だから主の祈りの最後は、

国と力と栄えとは、永遠にかみさまのもの、本当にそうです。

と言ったところでしょうか。

1と、1と、最後の一つ。
出たのは9。揃いませんでした。

エヴァンゲリオン初号機は動きを止め、再びパチンコ台の中に閉じ込められます。
悪魔が再び囁きました。
「五千円分、このままやったら、大当たり出るぞ」
と。

ですが、わたしは脳内の悪魔に言い返しました。

「いや、残り4,000円分使うくらいならシン・エヴァンゲリオン劇場版映画館に観に行くわ」

と。
返却ボタンを押し、カードを渡され、換金し、最初に投入した5,000円が4,000円になって帰ってきました。

はじめてのパチンコ。
使ったのは千円。

楽しかったです。
でも千円でエヴァを動く演出が見られて嬉しかったのですが、千円ならレディースデイでもっと動くエヴァンゲリオンを映画館で見られるな、と思ってしまったので、パチンコは二度とやりたく無いな、と思いました。

生まれてはじめてのパチンコは、最後のパチンコになりました。

このブログはパチンコ記録でも、ギャンブル記録でも、ましてや宗教ブログでもなく、
観劇ブログです。

どうぞよろしくお願いします。